うまのじゃく

Kaminari Challenge/kanayama杯に参加する「ひよっこ」の予想と回顧

桜花賞などの回顧と皐月賞展望

だんだんとタイム指数で(というか時計で)戦える条件が分かってきました。それとともに、戦えない条件のレースではなぜその条件では時計が有効に機能しないのかを考えることで、そのレースの特性というか、勝敗を分かつあるいは回収率に大きな影響を与える要素を見つけることができるのかもしれません。

さて、回顧と展望。

■NZT

結局ヒドイ凡戦に。予想で1.33.8という先週の古馬500万下の時計(500万というよりは1000万に近かったが)が目安になる、と書きましたが、これを下回る1.33.9。ペース・馬場とも例年どおりだったことを考えると、0.5秒ほどは遅く、NHKマイルCではこの組は狙いを下げるのが妥当でしょう。

しかし、マイネルフォーグは買えないなあ。先週のマーガレットSは1400だから本命で買ったけど(重ねてヘタだ)、1600だと冴えない成績が続いていたし…。

■阪神牝馬S

これは獲りたかったな。ディアデラノビア・アグネスラズベリの評価がバッチリ嵌っていただけに、アサヒライジングの頭しか持っていないというのはちょっと配分間違い。

初距離・前走大敗の馬が軸って、ないなあ、と。最終的にはジョリーダンスのディアデラ・アグネス逆転の可能性まで見ていたのに、その馬券も結局アサヒ頭だけ。これは買い方を反省しました。

ヴィクトリアマイルということを考えると、これでディアデラノビアが人気を落としてくれるといいんですけど。昨年のヴィクトリアマイルみたいなスローだと着までが精一杯ですけど、ある程度流れれば京都牝馬Sの内容どおり、牝馬マイル路線では敵なしですからね。まあ、こんなことは周知の事実だから、巻き返し説は有力になるでしょうね。

勝ったジョリーダンスは、このコースでそんな強い勝ち方しちゃうってことはさあ…という感じで、スプリンター要らずの東京マイルではあまり積極的に買いたくないですね。


■桜花賞

これも獲りたかったな(苦笑)。3連単より馬連のほうが賢いのかもしれないなんて臭わせていたけど、結局オッズに目がくらんで3連単。

ウオッカがダイワスカーレットに逆転を許した理由についてはいろいろ推測できるけど、どれも確かなものはないでしょう。それよりも桜花賞の馬券の買い方としては、ウオッカ頭しか持っていない馬券はありえなかったと、結果を見てつくづく思います。

過去の桜花賞を振り返って導き出されたひとつの結論「桜花賞は実績よりも成長力が問われる舞台だ」ということ。今回の逆転劇が成長力の差によってもたらされたのかどうかは分かりませんが、実績からは2頭の間に大きな差はなく、桜花賞のこうした性格を考えると、頭をどちらかに決め打ちした馬券は配分という観点からは誤った馬券といえます。

指数でみると、例年レベル。つまり、チューリップ賞とあまり変わらずの内容。3強と呼ばれた3頭が2歳の暮れ・3歳の頭にマークした指数が異常に高かったことから、歴史的牝馬誕生を期待しましたが、そのうちの何頭かは稀に見る完成度の高さを誇っていただけなのかもしれません。ちょっと冷静になって、今後の馬券を考えていかないといけませんね。

回顧はここまで。

■皐月賞2007・展望

さあ、皐月賞。これは面白いメンバー揃いましたね〜。キャラクターが豊富で、わくわくします。どこから入ろうかな〜。

今日は昨年の皐月賞をプレイバック。

皐月賞2006
1着メイショウサムソン
2着ドリームパスポート
3着フサイチジャンク
4着アドマイヤムーン
5着フサイチリシャール

1番人気アドマイヤムーンはずっとスローペースのレースばかりを戦ってきたために、タイム指数はさほど高くなかった。弥生賞などは12.3-11.7-11.6とラスト2.5ハロンからの競馬みたいなレースで余力十分だった。実際、本番では追走ペースが上がっても上がり時計をほとんど落とさずに、時計を1.1秒詰めた。

タイム指数1位(朝日杯以前の指数は未算出で不明)だったのはたぶんインテレット。アドマイヤムーンの弥生賞とは対照的に毎日杯はアドマイヤメインがつくる緩みない流れのレースになり、速い時計が出た。ほぼ本番と同じペースで、本番での上積みはなかった。

この2頭の関係は皐月賞を考える上でまず参考になりますね。

次に上位馬。メイショウサムソンは指数2位、ドリームパスポートは指数3位、フサイチジャンクは指数4位といったところで、このへんは指数のままといった印象。共同通信杯-きさらぎ賞は似た流れのレースでしたが、この時点でアドマイヤムーンと上位2頭との差は明確に。このへんの評価が本番の着順に結びついている点は、今年も期待できます。

スプリングSは毎日杯同様に本番に近いワンラップのレースだったのに、強風の影響なのかこのコースの特性なのか、上がりが36.4もかかってしまい、さほど優秀な時計は出なかった。本番では同様のペースでグッと時計を詰めているので、スプリングSでバテていたように見えても警戒が必要。

だいたいこんなところでしょう。

続いて、興味深い2005年の皐月賞。焦点はシックスセンス。

皐月賞2005
1着ディープインパクト
2着シックスセンス
3着アドマイヤジャパン
4着マイネルレコルト
5着アドマイヤフジ

タイム指数がないので、考察すべきポイントを絞ります。シックスセンスとアドマイヤフジの逆転。

2頭は本番前に二度対戦しています。きさらぎ賞と若葉S。61.5-35.0のきさらぎ賞は0.1秒差でフジの先着(最速上がりもフジ)。60.1-36.0の若葉Sは0.3秒差でフジの先着。

皐月賞は59.6-34.5でシックスセンスが0.4秒差の先着。正直、逆転の理由は見出しづらく、血統の差が成長力の差になった、とでも考えたくなります。こういうTRからの逆転はどのくらい起こっているのか調べてみます。

まず2004年はダイワメジャー-ブラックタイド。まあトラックバイアスによる逆転と見るのが妥当。

2003年はラントゥザフリーズ-ホシコマンダー。若葉Sが超スローペースで、本番の流れで逆転。

2002年はタイガーカフェ-バランスオブゲーム。弥生賞は13秒台が2度続く流れでバラゲーの逃げ切り(タイガーカフェのほうが0.2秒速い上がり)。本番はワンラップで緩みなく、ホープフルSで同様の流れを押し切った経験をもつタイガーカフェの先着。

2001年はチタニックオー-ジョウテンブレーヴ。弥生賞ではチタニックオーが14-13-11-4というマクリに出て失速の上がり36.8。本番では17-17-16-17と後方待機で上がり35.1の3着に。

と、まあ2戦続けて負けた馬の逆転は珍しいわけですね。それから逆転の要素としては、ペース・トラックバイアスの要素が大きく、あまり成長力による逆転は多くないように思えます。シックスセンス-アドマイヤフジの場合は例外的に(サンデーのなせるわざか?)逆転が起こったと考えます(あるいは速い時計の馬場も味方した?シックスセンスは2歳時から33秒前半の最速上がりを連発していたので、もっているスピードを活かせる馬場だったのかも)。


さて、ここまでを整理すると…
1)TRと本番でのペース・馬場の違いが逆転劇を生む
2)桜花賞とは異なり成長力より実績(1800以上?)

この2点が皐月賞を予想する上での核になります。

で、今年の皐月賞。

出走馬のレベルは昨年よりだいぶ高くて馬場も良い(おそらく)。となると、例年どおりの前半59.5前後なら上がりは34.5前後で1.59.5-1.59.0の決着でしょうか。

そうなると、今まで後ろから行って脚を余していた馬が本番の厳しい流れで逆転…というケースはあまりなさそう。TR同様、レースの上がりはおそらく35.0を切ってくるので。ある程度、TRの指数を信じていいでしょう。

まずレベルが高かったのは弥生賞…ではなくシンザン記念。アドマイヤオーラは前走の弥生賞、並ばれてからもう一伸びしたように内容自体に余裕があったように見受けられましたが、指数的にも余裕がありました。現時点の完成度、この馬の一歩リードは間違いないでしょう。

とはいえ、弥生賞がハイレベルだったのも事実。2戦目で驚異的な指数をマークしたココナッツパンチはキャリアの浅さや鞍上の不安からパフォーマンスに幅がありそう。

問題のフサイチホウオーの評価は高くてですね、アドマイヤオーラの完成度の高さからこれを負かすことはできないと思いますが、2・3着争いの筆頭。まあ負けてないわけですし当然なんですが、指数的にはそのくらいの扱いはできます。

指数がそんなによくない馬のなかではナムラマース。コスモス賞のようなワンラップのペースが理想なのは毎日杯でも書きましたが、まず間違っても今回はそんなペースにはならないと思うので、人気を考えると軽視したいのですが、追走ペースが上がって一番時計を詰められる資質をもっている馬のようにも思えるので…。ニュービギニングは、ちょっと荷が重いかな。

消しはヴィクトリー、大穴でマイネルシーガル。ただ、いろいろとマイナス材料も多くて、なんか人気相応という感じ。

現段階では、アドマイヤオーラ・ココナッツパンチにフサイチホウオーを加えた3頭が中心。ココナッツパンチ・フサイチホウオーは良くも悪くもパフォーマンスに幅がありそうなので、空いた3着にドリームジャーニー・メイショウレガーロ・ナムラマース・フライングアップル・ローレルゲレイロあたりかなと。

ヴィクトリーは、前走ラスト4ハロンのマクリに近い競馬で最後バテたので、もっと上を期待することもできるでしょうが、人気の一角になる馬を低指数で買うわけにもいかず。そんなに弱い馬とは思わないですけど、今回は消して妙味がありますね。

コメント

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これからもよろしくお願いいたします^^

  • 2007/04/12(木) 13:38:22 |
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